仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

低予算でまとめる大人のスーツスタイル その⑥ - ビジネスシャツのサイズ感 - 

前回はどんなシャツを購入するかということについておおよそのポイントを記載したので、今回はサイズを決める際に必ず押さえておきたいポイントについてです。

 

【首回り】

スーツスタイルで最も重要なⅤゾーンに影響する部分ですのできちんとしたサイズ感が必要です。首回りは実際の首の寸法から2cm程度大きいサイズがベストです。指が1本程度(少しゆったり目がお好みの場合は2本程度)入るぐらいです。また、洗濯を重ねると若干縮むとよく書かれていますが、最近のシャツはそれほど縮みませんので、気にする必要はないと思います。

 

【裄丈】(腕の長さ)

首回り同様最も大事な寸法です。首の後ろの出っ張っている頸椎から肩を通って手首の骨がでっぱっている部分までの実寸+1cmです。これがベストの裄丈になります。基本的にはcm単位なので、きっちり合わせて購入してください。

また、カフ周りも重要です。まず手首の寸法(出っ張っている部分の周りの寸法)を図ります。そしてカフスのボタンのセンターから、ボタンホールのセンターまでの寸法が、手首の実寸より2cm広いものがベストです。この寸法なら手を下したときでも、手首の細い部分でシャツの袖が止まるようになります。手首の寸法が大きいと手を下したときに袖がストンと落ちてしまうのでスーツとのバランスが崩れてしまいます。スーツスタイルの場合、袖口のバランスはかなり重要度が高いのでここはシビアに考えたいものです。

腕が長く、既製品ではなかなか合う寸法がない方でもこの部分の妥協はしないでください。マイナス1cmまでが許容範囲です。

既製品の場合、店頭で手首の寸法を測るわけにはいきませんので、なるべくならアジャスタブルカフスのものを購入すると良いと思います(ボタンが二つついているタイプです)。

 

【胸囲】【胴囲】

既成品を購入する場合、この二つは残念ながらジャストのもの購入できません。よってそこまでジャストサイズを意識する必要はありませんが、胸囲は実寸+15cm、胴囲は+10cmを目途にできるだけ近いものを購入してください。特に胴囲が大きすぎるとシャツ一枚になったときに胴囲がだぶついてだらしない感じになってしまいます。最近では細身シルエットの既製品も増えているので、ネット等で寸法を確認したほうが良いと思います。

 

サイズにこだわる場合はパターンオーダーしかありません。ただしその分金額が高くなります。一度パターンオーダーでシャツを購入してみたいと思っている方は以下のサイトを覗いてみてください。きっと満足度の高いものに出会えると思いますよ。

 また、第8回ではあらためてパターンオーダーについて詳しく紹介しようと思います。

akurate.hatenablog.com