仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

iPadはノートパソコンの代わりになるか -2年間ipadを使って見た使用感 -

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Ipadを使ってほぼ2年になります。これまでの使用感を整理した上で、その必要性を具体的に検証して見ました。

結論的に言うと、私には必要ないかなという感想です。スマホでほとんど事足りてしまうからです。
※そのままのものを写真にとっていますので、汚い画像ですみません。
 
【使用状況】
通勤中の電車(約30~40分)での使用
都内外回りでの電車(3~15分)頻繁に
休日自宅での使用
 
【使用感】
以下スマホとの比較において、重要な項目にポイントを絞って記載します。予想に反して良くなかった点が多かったという感想です。
 
①画面の大きさ
これはやはりスマホとは決定的に違うポイントかも知れません。ネットの閲覧や、動画を見たりするのはスマホよりは断然良いです。
ただ、最近は企業のサイト等もスマホ用にレイアウトされたものも多くなって来ていますし、また、画面が大きいと、電車内などで隣の人に内容が見え見えになってしまうので結構気を使います。
 
②サイズ、重さ
私は純正の蓋つきの革製カバーを装着していますが、使っているうちにやはり重く感じるようになります。特に電車内で10分以上使っていると、両手でもっていても結構疲れてきます。また、座って使っている時でも、結局置く場所がないので手で持つことになりますが、二の腕や肩が疲れてきます。
 
スマホのように服のポケットに入れて持ち歩けないので鞄の中に収納することになりますが、この鞄からの出し入れが結構面倒で、特に電車内が混みあっていたりすると直ぐに取れないなんてことも多々あります。
 
③文字入力
勿論スマホのように片手での操作はできません。両サイドをもって親指で入力することになりますが、スマホのフリックとどちらが早いかと言われると、変わらないと思います。ipadの場合は、両手を使う分非効率というべきかも知れません。
 
④撮影
カメラは、必須項目ですがやはり静止画、動画ともに両手が必要になり、俊敏性に欠けます。また、蓋付きのカバーをしている場合、カバーを本体の後ろに回して画面を見ながら撮影しますが、カバーを全部めくるとレンズが隠れてしまうので、少しだけずらして撮影する必要があります。この作業が本当に面倒になります。カメラは圧倒的にスマホが便利です。

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⑤アプリ
ipad用にレイアウトされたアプリはやはり少ないです。
また私は、ノートパソコンの代わりになるかと思い、Wordや、Excelをインストールして使って見ましたが、Windows環境でのマウス操作に慣れていると、タッチパネルでの操作がやはり難しく、しばらく頑張って表等を作成しましたが、能率が悪いので結局は使える程にはなりませんでした。
 
以上、スマホとの比較で大まかな項目ごとに使用感を記載しましたが、画面が大きくて見易いという以外にipadの良さを見つけることができなかったというのが率直な感想です。
 
勿論使用のほとんどが移動中という条件での感想なので、かなり限定的な用途になりますが、ipadをノートパソコンの代わりとして、またはipadスマホ的な取り回しや、持ち運び性を求めるのは、少し無理があると思います。
 
2年間という比較的長いスパンでの感想なので参考にして頂ければ幸いです。