仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

奥さんへの感謝 ー結婚10年を迎えてー

かあちゃんへ

 

まずは10年間ありがとう。僕にとっては長いようであっという間の10年間でした。君にとっては子育てに追われた10年間だっただろうから、長くも短くも感じられたかも知れません。

 

この10年間で家族の形が固まりました。家族で過ごす時間が、僕にとってはこの上ない宝物になりました。子供たちが小さい頃の(今もなお)、ささやかでごく普通の幸せを充分に感じて、僕の記憶にしっかりと残すことが出来ました。

 

本当に子供中心の10年間だったよね。でもそれが正しい姿だと信じています。世の中では、「自己実現」「人生の主役は自分」などをキーワードに、自分にとってより良い人生を送ろうという類いのメッセージが溢れていますが、自分にフォーカスを当てれば当てるほど、邪念が増えたり、必要ないことまで考えたりして、結果的には悩みが増えてしまうのではないかと思っています。その点僕の場合、幸いこの10年は自分にフォーカスを当てず、君や子供たちにフォーカスを当ててきたので、結果幸せな10年にできたのかなあと思っています。

 

次の10年もまた、子供たちや家族が中心になります。子供たちは大人になって行く難しい時期に入ってきます。なので、子供の時期に、大人になる前に、これだけは理解して欲しいと思うことを、少しまとめて見たので読んで見てください。追記することがあれば教えてね。

 

akurate.hatenablog.com 

色々悩むことも出てくるかもしれないけど、これまで君が作ってくれた土台がしっかりとしているからきっと大丈夫だと思っています。

 

さて一方で、そのまた次10年は子供たちが成人して僕たちから離れて行く時期になります。その先何にフォーカスを当てて生活していくのか、そんな事を少しづつ考えながら今日からの10年を次に繋げられるものにしたいと思っています。僕としてはなるべく君と一緒に同じものにフォーカスを当てた生活をしたいと思っていますし、その努力を重ねて行くつもりです。今のところおぼろげではありますが、二つ程候補があります。まだどうなるかはわかりませんが。

10年長いようであっという間。家族で過ごす時間はそうたくさんあるわけではないので、この10年もしっかりと記憶に残るものにしたいなあと思います。今日からまたどうぞよろしくお願いします。

 

以上10年目の節目を迎えて、これまでの感謝の気持ちと、この先10年、20年について今感じていることを少し書き留めておきました。

 

平成28年8月4日

とおちゃんより