仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

子供を可愛いと思う親の気持ちに、上の子、下の子で差はあるか?

小学校1年生と、幼稚園の年少クラスの息子がいる。下の子が生まれてしばらくしてから感じ始めたと思うが、どうも上の子の方が可愛いようだ。私としては、彼は初めての子供だったし、わからないこと、不安なことだらけでずっと気にかけながら育ててきた。その点下の子は同じように不安なことは多々あるものの、前に通った道を通ることも多く、その意味では経験が不安を和らげてくれたので、気にかける度合いが少なかった分、可愛さに響いているのかと思っている。
 
また別の見方をすると、一緒に過ごしてきた時間も圧倒的に違っている。方や7年2ヶ月、方や4年2ヶ月の差である。うちの奥さんに言わせれば、どんなに時間が違っていても子供の可愛さは平等らしい。だから私のこの差に否定的だ。まあそれは親としては当然のことだろう。
 
でも実際に差があるのだから、それをどのように捉えるのかは私の中で結構重要なことだったりする。普通のお父さんはこの点どうなのだろうか?いろんな方の意見を聞いて見たいものだ。
 
下の子に関しては、生まれてこのかた、やはりかあちゃん、かあちゃんの毎日で彼より下の兄弟がいないから、今だにかあちゃんを独占していて、私と一緒に寝たりすることもなく、また言葉でのコミュニケーションもまだまだスムーズではないから私とのいろんな意味での繋がりが少ないということもあるかもしれない。 その意味で言うと、上の子は3歳になった時に下の子ができたから、それまで独占していたかあちゃんを、完全に奪われてしまい、私に依存するしかなかったという事情もあるだろう。(しかしながら、私の奥さんは下の子に時間を取られつつも兄弟二人に同様に愛情を注いでおり、その点は私も非常に感謝している。)
 
以上のことから、二人の子供を持つお父さんは、子供がまだ小さいうちはどうしても上の子の方が可愛く見えてしまうのではないかと考えている。もちろん兄弟の年の差や性別、親の個性などそれぞれ違いはあると思うが、私と同じような感覚のかたも多いのではないかと密かに思っている。
 
最近徐々にではあるが、下の子も私と触れ合う時間、言葉でコミュニケートすることも増えてきた。同時に(かどうかは分かりませんが、)上の子と下の子の差が縮まってきたことを実感している。というより、下の子の可愛さが上の子に追いついてきたのだ。下の子が何才ぐらいになった時に二人の可愛さが同じになるのか、そのタイミングが楽しみでならない。きっとそうなるし、そうなる過程を楽しみたいと思っている。
 
子供たちよ、かけがえのない時間をありがとう。私たち夫婦に幸せをありがとう。
これからも存在のレベルで、君たちにもっと大きな愛を注いでいけそうだ。
 
追伸
 
多くのお母さんたちへ
 
「父親なんて、所詮子育ての苦労を知らないからこんなのんきなことが言えるんだ」なんて言わないで下さいね。