仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

副鼻腔炎は必ず耳鼻科で診察してもらうべし

昨年末は本当に体調を崩した。3週連続で風邪をひいたのだ。しかも毎週熱がでた。インフルエンザが流行していたのでその度に検査をしたがいずれも陰性でインフルエンザではなかった。人生初めてのことだったので、心配になってネットで検索したら、やはり同じような人がたくさんいて、少し安心した。基本的には、病み上がりので抵抗力が弱っているときに、別のウイルスに感染しやすいというものだ。まあそれはそうだろうが・・・。私は元々体温が低いタイプなのに、外にいる時間が多く、体温が低下していたという事も要因ではないかと考えている。それ以来寝る前には、シャワーで済ますのではなく、きちんと湯船に浸かって体を温めるようにしている。冬場の体温管理は大切だ。 

さて、3回目の風邪をひいたとき、治りがけに副鼻腔炎を併発した。以前にも一度かかったことがあり、夜中に痛くて眠れなかった経験があったから、間違いないと思った。とにかく痛みを早く抑えたかった私は、会社近くのクリニックに行き、副鼻腔炎にかかり鈍痛がする旨を詳細に伝えた。医師は私にCTをとって膿がどれだけ溜まっているか確認しましょうと促してきた。ちょっと大げさじゃないかと思ったが、流れで了承しCTをとった。結果はすぐにでて、やはり右側だけ膿が結構溜まっているということだった。ただ、膿が溜まっていることは確認が出来たが、この膿の量だと抗生剤の処方だけで良いのか、それとも膿を吸引するような処置が必要なのか、その医師では判断できないから耳鼻科を紹介するということなのだ。私は予想外の診察結果に正直驚いたが、仕方なく会計を済ませて紹介状を受け取り、クリニックをでた。会計は6500円程度かかった。

当日紹介された耳鼻科は夕方にならないと受付をしていなかったので、夕方の16:00きっかりに耳鼻科を訪ねた。まだインフルエンザが猛威を振るっていたこともあり、かなりの待ち時間が必要だった。結局1時間以上待ってようやく名前を呼ばれたのだが、耳鼻科の医師も忙しいらしくCTの結果なども見ることもなく、私の診察に取り掛かった。非常に丁寧な先生で事細かに説明してくれるのだが、難しい名前の部位などいくつも教えられても、すぐには覚えきれず、適当にハイハイ言っておいた。結局鼻の中を洗浄して、抗生剤を処方してもらった。会計は諸々の処置を含めて4500円、前のクリニックと合わせて約13000円もかかったことになる。

さらに処方された薬を薬局で購入。これにも1700円かかった。全部合わせると15000円を超える出費になった。症状がある程度明確だったから、内科でも抗生剤を処方してくれるだろうという安易な考えが、結果的には時間、費用共に大きくロスする結果となった。簡単な症状なら全て内科で問題ないなどと考えてはいけないのだ。専門医があるのなら少し時間をかけてでも専門医の診察を受けよう。その方が結果的に時間もお金もかからない。

それにしても最初の医師も、副鼻腔炎で痛みがあると言っているのだから、CTなんか取らずに耳鼻科に行ってもらったほうが早くて確実となぜ言ってくれなかったのだろうかという疑問も残る。単純に医療点数を稼ぎたかったからだろうか?そう思われても仕方ないのではないか?そうでないとしても、もうあのクリニックには行かないようにしよう。