スコッチグレインは長持ちするぞ
今回は男性用の靴について。男性諸君なら、安物買いの銭失いにならぬようにこのメーカーの靴は一度買ってほしいと思う。ズバリスコッチグレインというブランドの靴だ。品質、デザイン、耐久性、満足度共にかなり高い品だ。
購入当初の新品状態
【耐久性】
今は5000円くらいの金額でデザイン性の高い靴が買えるので、多くの人がそちらに流れてしまう。一時期は私もその一人で、金銭的な事情から何度かそういう靴を買ったことがある。ただしこの手の靴は何せ耐久性がない。私の場合、基本的には外回りをしているのでこの手の靴だとあっという間に踵がすり減ってしまう。ソールが靴と完全に一体化してしまっているので、踵の交換もできず、4ヶ月も持たないのもあったほどだ。
ただ、そうはいうものの踵の交換をしてまで同じ靴を長く履いている人がどれだけいるかという疑問もある。私も一度ソールを全部交換したことがあるが、確か12000円かかった。それだったらもう少し出して新品を購入しても良いのではないだろうか?そういう声も聞こえてきそうだ。
このブランドの靴を購入してもう10ヶ月程度になる。しかしながらまだ踵が少しすり減った程度なのだ。スコッチグレインの靴は、勿論踵の交換も全ソール交換も可能だ。しかしながら特筆すべきは驚くべき耐久性ではないかと思う。私のようにハードに使用する人にはまずコストパフォーマンスの高さをおすすめしておきたい。
※耐久性については、以下に2年間使用後の状態を記載した記事も掲載していますので、時間があれば覗いてください。耐久性についての目安になると思います。
【デザイン性】
これはもう見てもらうしかない。下記から同社のウェブサイトを確認いただきたい。
種類は、ありすぎて迷うという程ではないが、ベーシックな物はだいたい揃っている。
【価格】
金額的には一番安いものでも28,000円だ。懐事情にもよるが最初に購入するとすれば、アシュランスやアバンスのようなSTANDARD GRADEの商品だろう。ただ、どんなに良くても3万円弱はきついという人も多いかもしれない。後ほどかなりお得に購入できる方法を記載するのでしばらく読み進めてほしい。
【サイズ感】
スコッチグレインの靴は木型の数が多い。木型?と思った方にちょっとだけ補足。木型とは一般に製造の際に使用する型のことだが、サイズに関係する重要なものだ。よく日本人は甲高幅広というらしいが、あくまで一般的な話であって、誰にでも当てはまる話ではない。甲が高くて幅が狭い人もいるし、甲が低くて幅が広い人もいる。靴の長さは合わせるが、胴周りの長さまで合わせて靴を購入する人はどちらかというと少数派だろう。
靴屋に行って靴の裏を見るとEEEとか、EEとか表記している場合があるが、これが胴周りの長さのサイズ表記となる。Eの数が多くなるほど胴周りが大きくなる。踵からつま先までの「長さ」だけでなく、この「幅/厚み」もサイズを選ぶ上で重要なのだ。
甲高幅広の場合はEEE(トリプルイーと呼ぶ)は必要だろうし、逆に土踏まずがほとんどない扁平足のような人は、Eにインソール等を入れて調整をすれば良い。このように、スコッチグレインならサイズ感も豊富なので、比較的ぴったりの靴が見つかるはずだ。
ちなみに一度自分の足に合う靴があった場合、同じ木型で作られた商品を選ぶとサイズ的には間違いがないので安心だ。スコッチグレインの靴は同一木型で検索ができるのも親切なのだ。
同じ木型を使用した他の商品が検索できる
【格安購入方法】
最後にこの靴を割安で購入する方法。それはアウトレットショップだ。
レギュラー品ではないアウトレット仕様のものも多いようだが、同品質レベルのものが安いものなら20,000円程度で購入できる。ただ、デザイン別に各サイズを取りそろえてあるわけではないので、ピンポイントを狙っていくのは難しい。スタンスとしてはサイズがぴったりで気に入るデザインがあるかどうかだ。サイズが合わないものはデザインが良くてもNGだ。
また、アウトレットは店舗数が少なく、時期によってラインナップもまちまちなのだが、店別にツイッター等で入荷商品の紹介をしているので、フォローして日頃からチェックしておくことをお勧めしたい。
良い靴を履いていると気持ちも違うし、見る人が見れば靴のなんたるかが分かる気がする。このハイコストパフォーマンスなスコッチグレイン是非一つ買って欲しいものだ。
長い文面を読み進めて頂きありがとうございます。
他にも低予算でまとめるスーツスタイルと題して、お勧めしたいスーツやシャツのお店や商品、パターンオーダー等など色々と記事を書いていますので、宜しければ覗いてみてください。