仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

旦那としての心得

今年の夏には、結婚してはや9年になる。すぐに子供ができて無事に子供が生まれ、2人での子育て生活に入った。2人だけで過ごす事があまりなかったので、よくわからないが、うちの奥さんは、贔屓目に見ても片ずけや整理整頓、掃除全般が非常に苦手である。

 
奥さんから見れば、私の考え方は都合がいいのか悪いのか、私は片ずけができないのは、本人というよりはむしろその両親に責任があると思っている。うちの奥さんの実家に最初にお邪魔した時は本当に衝撃的だった。家中散らかり放題なのだ。本人たちは片ずけをしているつもりだろうが、正直私にとっては毎日住む場所ではないと思った。近所に住んでいる親戚の家にもお邪魔したが、玄関を入ったすぐのところに服やらガラクタっぽいものが山済みにされていて、正直早く帰りたいと思った。地域のコミュニティー全般的に片ずけや掃除をあまりしない地域なのだ。こんな状態なので両親にもあまり責任はないのかもしれない。
 
さて、奥さんはこんな環境で15歳まで過ごしたのだから、大人になって片ずけができなくてもある意味仕方ないかなと思っている。
 
これまで仕事から遅く帰った時もご飯がない、洗い物は山済み、子供の散らかしたおもちゃが散乱している事が日常茶飯事だった。そんな状態があまりにも続くとさすがの私でもうんざりしたものだが、ここで奥さんに片ずけをしてくれと文句を行ってしまえば、奥さんに負担をかけ、私の都合を押し付けるだけになると思っていたので、文句だけは一度も言ったことがない。むしろそんな時こそ夜中に洗い物を片ずけ、おもちゃを片ずけ、場合によってはトイレ掃除までしたこともあった。ここまでやって初めて子育てに協力していると言える思っていたからだ。子育てしているママさんからは、その程度は当たり前だと言われそうだが、うちの奥さんは都度ありがとうと言ってくれたし、私もめげずに続けてきてよかったと今でも思う。
 
小さい子を持つ私の友人も同じようなことを言っていた。今時旦那はこれぐらいやって当たり前だ。イクメンなどとよく言われるが、核家族で子育てしていくのは本当に大変なことが多い。少なくとも私はイクメンにはほど遠いなあと思う。

 

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