センスのない人のストライプシャツの使い方 -同系色のススメー
若いころは少し悪目立ちしたいがために、よく気違いのようなマルチストライプのシャツなどを着たものだが、40代を前にめっきり着用しなくなった。特にネクタイを締めるときは、ストライプシャツだとどうしてもVゾーンがうるさく感じてしまい、コーディネートにセンスがない私は、ストライプシャツを敬遠していた。
しかしながら、白やサックスの無地シャツに小紋柄のネクタイばかりを合わせるのは、さすがの私でも飽きが来た。そこでストライプシャツを悪目立ちすることなく、シンプルに着ることを考えた結果、使えるコーディネートを見出したので以下にポイントを絞って紹介したいと思う。ビジネスウェアのコーディネートに自信のない方でも綺麗に着ることができると思う。
狙い
少し派手目のストライプシャツを悪目立ちすることなく、大人っぽくにシンプルにまとめる。そして、「着るものに気を使っているな」と人から思ってもらえるようなコーディネートを実践する
【ポイント①】 シャツの柄
使用するシャツはなるべくロンドンストライプ。(同じ太さのストライプが等間隔で配列されいるもの)ストライプにも種類が沢山あるので自分の好きなストライプが何という呼び名で呼ばれているか知っていると役に立つ。
ストライプの種類
ロンドンストライプシャツ
ブラック
ブラウン
ネイビー
グレー
【ポイント②】 シャツの色味・衿型など
ストライプの色は合わせるスーツやジャケットと同系色。スーツやジャケットはネイビーやグレー、ブラックがほとんどかと思うので、上記のようなネイビー、ブラック、ライトグレーなどがあると重宝する。
衿型は特に指定はないが悪目立ちすることなく、シンプルにまとめることが目的なので、カッタウェイ、ホリゾンタル、ワイドくらいが良いかと思う。
【ポイント③】 ネクタイの色味・素材感・柄
ネクタイもスーツ、ジャケットと同系色(シャツ、スーツの色味より濃い目が良い)。そして素材感はスーツやジャケットと雰囲気の近いものにしておくと相性が良い。特に冬場になると最近は起毛素材のネクタイが多く出回るが、光沢のあるスーツなどに起毛素材を合わせるのはセオリーから外れるので、ファッションに自信のない私はやらない。ちなみに柄は基本は無地だ。シャツが派手になるので、柄ものを合わせると複雑になってしまう。あくまでシンプルにまとめることが目的なので無難に無地で行こう。
【ポイント④】 スーツ・ジャケットの柄
ちなみに合わせるスーツ・ジャケットの柄は基本無地が良いと思う。シャツが結構派手になる為、ジャケットが柄ものだとよほどセンスがない限りうまく合わせるのは難しいはずだ。今回の場合はネクタイもジャケットも無難に無地で行こう。
【コーディネート例①】ネイビー系
ネイビーを軸にしたワントーンコーデ
ネイビーのジャケットスタイル
【コーディネート例②】 モノトーン系
チャコールグレーのスーツにブラックのネクタイ
起毛のブラックジャケットに起毛のブラックネクタイ
ストライプの太さが違えば印象も異なる。個人的には少し太めのロンドンストライプが好きだ。
【コーディネート例③】 ブラウン系
以上、ストライプシャツのコーディネートでした。
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