仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

この後の人生に大きな影響を与えそうな一年

お題「#この1年の変化」

「FORTNITEにはまった」

「殆ど書いてなかったブログをまた書き始めた」(※それに伴いPROも再開した)

「会社がつぶれそうになり、転職を決めた」

「1年間の英語勉強の成果がなかった」

やはりコロナの影響が大きいが、この1年で私の考え方は大きく変化したと思う。やはり仕事面の変化がきつかった。現在は主に土産菓子の包装資材の仕事をしているが、コロナの影響で駅や観光地、デパート等から人が消え、手土産系の菓子が売れなくなった。会社は売り上げを前年対比でみることが多いが、4月や5月は前年3割程度まで落ち込んだ。そこから少し持ち直したが、年末に緊急事態がささやかれ始めてから、また急降下し、現在も5割程度で推移ししている。私としては年齢的な観点からも、ある日会社が倒産した等ということは絶対に避けたかったので、早い段階から転職活動を開始し、今年の4月からは別の会社に移ることになった。

一方プライベートはというと、元々我が家の人々は家で過ごすことが多く、ほとんど外出をしかったため、大きな変化はなかった。子供たちは好きなオンラインゲームをやる時間が多くなり喜んでいるし、奥さんは仕事がら巣ごもりにより仕事が増えるという稀な仕事をしており、それなりに忙しくしている。コロナの影響で生活に大きな影響が出ている方々には申し訳ないが、プライベートではこの一年も比較的安定した生活を送ってきたのだ。

このように書くと、なんだ何も変わってないんじゃないかと思われるかもしれない。ただ私の中で実感として大きな変化があったのは確かだ。この変化を一言で置き換えるのは難しいが、きっかけは子供の影響ではまった「FORTNITE」だ。流行りのバトロワゲームをどうのこうの言いたいのではない。オンラインゲームを通じてICTの進化を肌で実感したわけだ。(これについての詳細は別記事にしているのでリンクを貼っておく)

 

akurate.hatenablog.com

 

まずはゲームの内容自体に驚いた。私は初代ファミコン世代で、プレイステーションの初代がでたころにゲームを卒業した身なので、この進化ぶりは強烈なインパクトがあった。子供たちの遊び場は公園や校庭ではなく、オンライン上なのだ。時代は変わってしまっていた。一方会社では在宅ワークが中心になり、家で仕事することも多くなった。ZOOMやらスカイプやらオンライン商談・会議を実施したが、なんだ実際に会社に行かなくても、お客さんを訪問しなくても、スマホとPCがあれば事足りてしまうことも多々あるじゃあないかと気づいた。仕事でもプライベートでもオンライン上で人とコミュニ―ケーションすることが本当に一般的になったのだ。

話はゲームに戻るがこのFORTNITE相当面白くて難しくてヤバイ。ほんの数か月の間にスイッチ→PS4と乗り換えて最終的には自作PCに手を染めた。既にアップグレードに向け、パーツの選定に入っている。自作をすることでハードの知識が各段についたし、PCやIT全般が身近に感じらるようになった。ヨドバシアキバによく行くが、ゲーミングコーナーやPC関連スペースがどんどん広くなり充実している。一方で、知れば知る程PCの主要部品やゲーミング周辺機器に国内メーカーがないことを肌で感じている。日本は技術立国、日本の技術はすごいというテクノロジーナショナリズムといわんばかりのメディア露出が依然多いが、世界的に勢いのあるこの分野では存在感はない。これらの分野はまだまだ進化途中であり、市場規模は拡大する。ただその中で日本という国の位置づけは単なる消費者に過ぎないと改めて認識した。

 

さて、テレワークをきっかけに家庭のPC環境整備をした方は多いと思うが、これからは個人のアイデンティティとしてどんなPCを使うのか、どういう風に使うのか、どこで使うのか、どんな環境で使うのか等を個々人がそのライフスタイルに沿って構築していくことになっていくのかなあと思う。先のヨドバシアキバのテレワーク関連コーナーはWebカメラやヘッドセット、マイク、デスク、モニターアーム、マウス等かなりのスペースを割いて展開している。多様な個性を満たす為の個性的なアイテム類が数多く発売されていき、PC回りは個人の重要なアイデンティティになっていくだろうと思うようになった。

 

五月雨式に書いてきてなんだかまとまりの悪い文章になってしまったが、フォートナイトがきっかけとなり、同時にコロナで会社に行かずテレワークを始めたことが重なったことで、これまでの自分には知りえなかった世の中の大きな動きを肌で感じ始めた。そしてここを新しい居場所にするべく既に活動を開始した。新しい会社は同業だが、動画作成等も業務ウエイトを大きくしており、新しい分野の情報も肌で感じられるはずだ。日本の社会自体がコロナを契機にいびつな労働慣習を変えられるかどうかは怪しいが、私自身はしっかりと一抜けて、変身したいと思っている

 

ところで、昨年9月に1年ぶりにTOEICの試験を受けた。44歳中盤から一念発起して勉強を始め、1年間勉強して受験した際の点数が525点だったが、それから1年後600点を目標に頑張ったが、結果は485点と改悪の結果となった。試験の最中から点数が悪くなることはわかった為、受験中から絶望していた。私の場合コロナではなく、一年間勉強した結果が改悪だったことに対して絶望した。しかしながら、ここまで2年間頑張ったことは無駄になっていないと信じて、現在も勉強方法をよく見直して継続している。英語を話せるようになりたいという気持ちだけはコロナの影響を微塵も受けてないようだ。