仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

2018年版 デミオ 13S 5MT 購入レポート -その5 決定から商談までの経緯ー

最後になるがデミオに決定した経緯及び現車下取りから値引交渉の経緯までを記載しておく。

デミオ新車乗り換えの経緯】

下取りのタイミング

それまではトヨタアイシスに乗っていたが、9年目を目前にトヨタのディーラーが下取りできる最後のタイミングという名目で新車の乗り換えを勧めてきた。細かい詳細は割愛するが、結果的にはトヨタから言われた「下取りできる最後のタイミング」という言葉がきっかけになり、アイシスを手放す検討を始めた。

 

現在の使用状況

具体的に車の乗り換えを検討するにあたり、今の車の使用状況を棚卸してみた。私は奥さんと子供二人(小学生)の4人家族だが、私自身は休日を含めほとんど車にのることはない。ほとんどが奥さんの用途(仕事の往復、近所のスーパーへの往復、週に一度の子供の習い事の送り迎え)で、どれも半径3km程度の移動ばかりだ。家族4人で遠出するということがなく、今のアイシスでも大きいぐらいだということが判明した。

 

デミオを選んだ理由

現在の使用状況をよく把握した上で最終的にデミオを選択したポイントは以下の3点だ。

1.日常用途であればコンパクトカーで十分

日常用途ではかなり狭い範囲での使用に限定されるので、スーパーの駐車場など、何かと取り回しの良いコンパクトな車が最適であった。軽自動車という選択肢もあったが、イメージ的なものとコストもあまり変わらないという理由でコンパクトカーが良かった。

2.マニュアル車に乗りたい

アイシスに乗る前はプジョー206マニュアル車に乗っていた。さらにその前は私も奥さんもロードスターに乗っていた経緯があり、二人ともマニュアル好きなのだ。子供も大きくなり、しかも殆ど乗らないとあっては、これはもう大人の事情で車を選んでもよかろうということになり、デミオに決まるまでに時間を要さなかった。

スズキのスイフトがモデルチェンジしたタイミングで、中でもスイフトスポーツは走行性能において高い評価を受けていたので、多少検討もしてみたが、まず全体のデザインがあまり好きではなかったし、インテリアも走りをイメージしたアクティブな印象で大人の上質感がなかったので、現車を確認することもなく、候補から外れた。

3.イベントの時にはレンタカーで対応できる

我が家ではGWと年末年始の2回私の両親がやってくる。その際は6名で車に乗る為3列シートの車が必要だったのだが、その時はレンタカーを借りて対応しようということにした。年2回の用途の為に3列シートの車を購入した場合、諸経費含めどうしても250万程度は必要になってくるだろう。それよりは高くても100万円台で購入できるコンパクトカーを購入して、年2回程度のイベントはレンタカーで対応した方がコスト的に随分と安く上がるという計算だ。

 

【購入商談及び値引き交渉】

ディーゼル車かガソリン車か

 現行デミオにはディーゼル仕様とガソリン使用があるが、メインは何といってもディーゼル仕様だろう。会社の営業車に1.5LのディーゼルAT車があって何度か乗ったことがあったが、コンパクトカーとは思えないくらいの力強さと軽快さを兼ね備えていた。よって当然最初はディーゼルMT車が候補にあがり、マツダのメーカーサイトに問い合わせして、最寄りのディーラーでディーゼルのMT仕様車を試乗した。

結果予想以上の力強さを実感できたが、奥さんの使用が90%以上で、しかも半径3kmの街乗りにこの力強さが必要かと考えたとき、自然と1.3Lのガソリン車で十分だろうという結論になった。

ちなみにガソリン車のMT試乗車などさすがに簡単には見つからないと思い、近くの中古車を探して試乗することにした。調べてみるとネットですぐに見つかり、ちょっとだけ試乗してみたが、物足りなさは微塵もなかったので、最終的にこのガソリン車を購入することに決定した。

 

正規ディーラーでの商談

試乗車を手配いただいたことなどもあり、商談は最寄の正規マツダディーラーで10月中旬頃から行っていた。ちょうど12月7日にマイナーチェンジし、価格はそれほど変わらずに安全性能が大幅に向上することがわかっていたので、マイチェン後の新車を購入する以外に選択肢はなかった。

すでに購入する意思表示をしており、あとは「購入価格次第」と担当の営業マンには何度かお伝えしていたが、モデルチェンジのタイミングだからあまり値引きができない為か殆ど交渉にならず、営業担当の出し値をそのまま飲むしかないというような商談になった。

私は自分が営業職ということもあり、日頃泥臭い商談も多い為、車のような高額な買い物はなるべくギリギリの条件を引き出したいと思っているので、この営業担当との商談に物足りなさを感じていた。が、最終局面になっても商談のスタンスは変わらなかったので、このディーラーで購入するのをやめ、最後の手段に出ることにした。

 

地場資本ディーラーという選択肢

商談の進め方としては節操がない部分もあるが、私としては1万円でも安く購入したいと思っていたので、近くにある地場資本のマツダディーラーを訪ね、購入したいのでズバリ最終の金額を提示頂くよう依頼した。ちなみに出てきた金額はまだバッファーを見ている可能性が高いと思ったので、更に5万円を値引きしてほしい旨依頼した。

結果的に追加値引きの5万円は実現しなかったが、それでもゼロ回答はせず、2万円は値引きをしていただき商談は終了した。

実際の値引き額は13万円程度だ。モデルチェンジでタイミングが悪かったということもあるが、目標値引き額は20万円だったので少々不本意な商談となった。今のアイシスを少しでも早く下取りに出す必要もあったので、時間的な余裕がなかったことも影響した。以下は最終的な見積書の画像だ。ご参考までに確認して欲しい。

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車の下取り

最初にトヨタで買い替えの提案を受けた際に、下取りの価格を確認しておいたが、その時はトヨタ車からトヨタ車への買い替えということもあり、予想を大きく超えた下取り価格を提示されていた。9年6万kmという条件で40万円という破格の提示だ。勿論エスクワイアの新車を購入するという条件だ。(この時の最終的な見積書は処分してしまったの上のような画像はないが・・・)

ただし、今回はマツダ車の購入。マツダのディーラーでトヨタ車を高く下取りしてくれといってもそれは酷な話だろう。よって今日明日で車を引き渡せるという条件でビックモーターに連絡し、短期決戦の交渉に臨んだ。目標金額は30万円だったが、どうしても難しいようだったので、25万円で手を打った。ちなみにマツダディーラーで下取り価格を出してもらったところ10万円にも満たなかった。

同じメーカーの車に乗り換えない限りはディーラーの下取り価格は期待できないものだ。その点中古車買取業者はオークションで売りさばくのがメインだから、在庫を抱えるリスクが少なく、その分少ない利益で売買できる。ただし、オークションの相場は日々刻刻と変わるので、少なくとも商談から1週間以内に車を手ばなす必要がある。そのあたりの事情を踏まえておけば、なるべく有利な条件で下取りしてもらえるので、しっかりと押さえてほしい。

 

新車納車までのつなぎ

新車の購入の決定し、前金を払い込んだのが10月27日。モデルチェンジ版の販売開始が12月7日。納車は早くても年内ギリギリになるとのことで、2か月程度まつ必要があった。

ただ老い先短いアイシスの下取り価格を最大化させるためには、一日でも早く買い取ってもらう必要があり、先にアイシスを手放して2か月間を代車でしのぐ作戦を講じた。

新車を購入するマツダディーラーでは1か月程度であれば代車を貸せるということで、11月末から1ヶ月程度代車を借りることを購入条件とした。

一方買取り先のビッグモーターにも代車があることを事前にリサーチしていたので、商談の際に1ヶ月程度の代車貸し出しを条件にしていた。

実際に予定通りの進行となり、2台の代車をのりつないで12月24日にようやく新車のデミオが納車されたという経緯だ。

 

以上、「決定から商談までの経緯」でした。

これで新型デミオのレポートは最後になります。何かの参考になれば幸いですし、この記事がデミオ購入のきっかけになればなおありがたいと思います。最後にすべての記事を読んでいただいた方も、一項目だけ読んで頂いた方も同様に御礼申し上げます。

 

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