仏(ほとけ)と言われる私のエッセイ

テーマはバラバラですが、ちょっとしたことを私なりに掘り下げて書いています。喜怒哀楽のある豊かな今後に向けて想いを綴りました。最初は音楽紹介から入りましたが、少しづつ変化してきたのでブログタイトルも変更します。

お金がなくても買っておきたいスコッチグレインの雨用革靴 ーシャインオアレインの勧めー

 

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足元が悪くなり始めるこの時期にようやくスコッチグレイのシャインオアレインを購入できた。基本お金のないしがないサラリーマンなので、他にも欲しいものが多い中、漸く財源を捻出できたからだ。 

 【雨用靴の必要性】 

 

お気に入りの革靴を長く綺麗な状態で履き続けるためには、日々のブラッシングと定期的なメンテナンスだけでは足りない。もっと大事なことは、雨等で濡らさないということだ。防水対策が何もなされていない状態で、突然の大雨にでも降られようものなら、折角のお気に入りの革靴が悲惨なことになってしまう。そうならない為にも、雨の日には普通の革靴を履かないことが大事なのだ。

 

 

ちなみに日本国内での年間の降水日数(≧1mm/日)は、多いところで年間170日程度、少ないところでも100日程度だ(2015年政府統計より)。地域によってかなりばらつきもあるが、少なくみても4日に一度は雨が降っていると考えるべきだ。雨の降る時間帯や雨量によっても異なるので、万全の雨対策など必要性ないという方もいるかもしれないが、私の場合、通勤に加えて外回りをしていることもあり、ここ数年は時期によってはほぼ毎日雨を意識して靴を選んでいるというのが正直なところだ。短時間に強烈な雨が降ることも随分と多くなったし。

 

 

以上の理由からドライ仕様の大事な革靴を長く綺麗に履き続ける為にも、雨用の靴はマストアイテムだというわけだ。

 

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防水スプレー等の表面加工ではない撥水レザー

 

【シャインオアレインの特徴】

 

 ◆普通の革靴のように履ける

 ほぼこの特徴に尽きるのかなあと思う。撥水レザーを使用しており、雨に濡れることを想定して造られている。革をなめすときにフッ素を入れている為、革そのものが濡れることに強いものになっているのだ。

 

 

さらに、ゴアテックスを使用した革靴等によくある、「いかにも雨用靴感」が殆どない。スコッチグレインの一般的なドライ仕様の革靴と、殆ど同じ見栄えなのだ。

つまり雨の日でも濡れることを気にすることなく、スコッチグレインを履いている満足感が得られるというわけだ。もちろんくるぶしのあたりは濡れるし、構造上完全防水ではないが。

 

 

ちなみにリーガルにもアッパーに撥水レザーを使用し、内側にゴアテックスを挟みこんだ雨用革靴があるが、グッドイヤーウェルトはモンクストラップのダブルしかなかったので、まず候補から外れた。(これはこれで完成度は高そうだったが・・・)

 

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普通の革靴の自然な艶感

 

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ロールアップしたデニムにもよく合う

 

◆デザインが豊富

 

 シーンから選ぶ :: レイン

上のメーカーホームページを見ればわかるが、ストレートチップやセミブローグをはじめ、プレーントゥやUチップ、モンクストラップ、ツーシームまである。さらにブラックだけでなく、一部ではダークブラウンもある。ウィズもEEEを中心にEも結構揃っている。これほどラインナップしているのはスコッチグレインくらいではないか?ちなみに個人的には黒の方が質感が高いと思っている。

 

 

◆機能性も十分

 濡れても良いという機能だけでほぼ要望の70%を満たせるが、もう一ついうとすると滑りにくいというのも必要な機能だ。この点も勿論カバーされている。シャインオアレインで採用されているソールは3種ある。「ファイバーソール」「SGソール」「グリッパ―テクノソール」だ。私のものはSGソールだが、感覚的な安心感は非常に高いと思う。革靴だと確実にすべりそうな平滑性の高い路面でも今のところ不安を感じることはない。運動靴を履いているとまではいかないが、弾力があり、グリップする感触だ。耐久性の部分は今後履きながらデータを取っていきたいと思う。

 

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SGソール(既に2回ほど履いたのであまりきれいじゃないが)

 

 

ちなみに価格は一律28000円(税込30240円)。アウトレットでも雨用としてアウトレット仕様のものが販売されているが、機能的側面が強い雨用靴については、材料等のスペックがよくわかるレギュラー品を無難に購入することで安心を優先した。

 

 

以上今回も長い文面を読み進めて頂き有難うございました。スコッチグレインをあまり知らないという方に向けて、その商品の良さを紹介した記事も掲載しているので、時間があれば覗いてください。

 

akurate.hatenablog.com